アンチ、付録の付いた雑誌！
たまに雑誌を買うんだけど要らない付録がついてきてゴミになって
困っている。そんななか「天然生活」は何もついてこない。
あっぱれ！
久しぶりに二月号を買ったがなかなか硬派でよい。
旦那に「これ買った」と言うと「天然？お前の生活？」と言われた。
まあ私の波長にあった雑誌であることには変わりわないが。
歌うように息をして、息をするように歌う。
最初に曲を作ったのは２８年前。
自転車に乗ってハミングで。
メロディーができると自宅の留守番電話に録音しながら。
「月夜の青空」という曲。
当時福岡市に住んでいた私は、週末になると親不孝通りを中心に
集まっては歌っていたストリートミュージシャンのもとに
通い詰めていた。アカペラで歌うこともあった。
そんな満月の夜、空を見上げれば月の眩い光に雲もあたりも照らされて
まるで青空みたいと思って、そのイメージからできた歌。
その時にストリートで歌っていたTam君はこの曲を気に入ってくれて
自身のライブでこの歌を歌ってくれていた。
自分の歌が誰かに歌われるって嬉しいもんだ。
それからは音楽活動はしなかった。
４０才を過ぎてラジオから流れてくる高橋優の「素晴らしき日常」に
電流が走った。ライブに通い詰めた。
そしてアコースティックギターを手にしようと思う決定打をくれたのは
福岡出身の戸渡陽太だ。
ラジオから流れるインパクトのある歌声と楽曲。「マネキン」。
ラジオ局で行われるイベントやライブに通い、すっかり魅了された。
アコースティックギターの良し悪しもわからぬまま中古のギターを
落札した。なかなか上達しないので途中投げ出したりもした。
オリジナル曲を数曲作った。公園で弾き語りをしたりもした。
九州から関西に移住したときはギターもおいて来た。
でも親しくなった人がギター弾きだったので再燃して、また中古の
アコースティックギターを購入した。
気付けばまたオリジナルソングを作っていた。
ノートにきちんと整理されているものは今では４０曲におよぶ。
まだまだ生きている限り歌は生まれるのだろう。
しばらく羊毛紡ぎをお休みしようと思う
とにかく疲れているのかいい糸が安定した糸が紡げません。
こんな時には無理してやるよりお休みするのがいい。
当分なのかしばらくなのかはわからないけれど、休みます。
そのまま羊毛紡ぎをやめてしまう可能性もありますが。
去年からはまっているもの
これまでは国内のおしゃれな暮らしばかり見ていましたが、
今日なぜかスウェーデンでの猫との暮らしというvlogにいきつきました。
もともと旅好きの私。
コロナで旅行に行けないのはきつい。
そんな感じの私にこのスウェーデンからのvlogは嬉しい限り！
流れてくる街並みを見ているだけでウキウキ💖
スウェーデンってあんまり知らない国なので余計楽しい。
『知らない国のことを知る』
これは幼いころから私が深く興味をもったことだ。
その延長で高校卒業後は英語の専門学校で学び、いろいろな国へ行った。
その後料理の仕事に就いた私は、その能力を生かして国内を旅しながら
仕事をした。南は与那国島から北は帯広まで。小笠原にも足を延ばした。
与那国島では島の男性と結婚し一男一女をもうけ、小さな食堂も開いた。
とても楽しい時間が過ぎた。病気になるまでは。
病気を機に離婚し、事情から二人の子供と離れ島を出た。
しばらくは料理の仕事を続けたが、病の悪化から職を離れた。
１０年以上の療養生活を送った。
料理自体もほとんどしなくなった。
三年前に奈良の男性と知り合い再婚した。それで料理をまたはじめた。
ゆっくりゆっくりゆっくり。
去年の暮れには元気を出してオーブンレンジを買った。
与那国島で使っていたお菓子とパンの本が一冊だけ中古であったので
これも買った。
天然酵母パンを焼く元気はまだ整っていないので、のんびりと英気を養い
整ったら北海道の強力粉とインスタント天然酵母を買ってパンを焼いてみよう
と思っている。気持ちにゆとりが無いといけないので焦らずのんびりと。
A HAPPY NEW YEAR!
奈良の城下町、大和郡山市に来て三年目になりました。まだまだ慣れないことも多い。
ここに来て偶然から羊毛紡ぎと出会いました。
それからずっと続けているギターと作詞作曲と再会したパン作り。
どれも手のかかるものばかりですがとても楽しいことばかりです。
自分を表現するとはこんなにも楽しいこと！
毛糸を作り歌を歌いパンを焼く。今年も続けていきます。
どれも武骨でゆっくりとしたリズムで。
羊毛紡ぎでできる不均等で愛しい毛糸たちを、不器用な編み方で編んでいく。
それでも出来上がった作品はとても愛おしいものばかり。
パンもパン屋さんの様にはできないけど、とても滋味深いものが焼けている。
このところ気分が乗らずに開いていた作詞作曲用のノートを開いてみると、
とても素敵な歌がいっぱいだ。
歌、パン、羊毛それらのものがそれぞれのペースでいい具合に編み上がっていく。
誰のペースでもペースでもない自分のペースで。
しばらくしたら北海道産の強力粉と天然酵母を購入して、本格的に今年のパン焼きを
はじめる。と言っても小さい家の小さい台所の普通のオーブンレンジでなんですが。
パンをこねて心をこめて形どり焼き上げていくことは、私にとっては大事な自己表現の
大切な一つ。そして美味しい。そしてパンを通してコミュニケーションもできる。
歌はその時々を歌う。ギターも歌も下手くそだけど。それでいい。
心を歌うことが何よりも大切だから。
昨年の終わりにちょっとだけSNSをやったけど、自分のことをゆっくりじっくりと
伝えるにはブログのほうがいいと思いSNSはやめてしまいました。
これからは「ここ」で気持ちをほどいて行こうと思います。
つたないブログですがどうぞよろしくお付き合いください。
